弊社は2013年に設立し、「世界のロールモデルとなる会社を創る」というビジョンを元に、アドテクノロジー事業、メディア事業、海外展開など多岐にわたる事業を展開しているベンチャー企業です。変化の激しいインターネット広告という市場の中で、もちろん事業も重要ですが、その中でも大切にしているのは、「組織文化」。自分と向き合い、主体的に、自分の仕事、人生を送る組織作りを日々目指して、妥協なく全力でやり切っております。
この度は学生団体総選挙サポーターとしてご協賛いただきありがとうございます。学生団体総選挙にご協賛いただくことになった経緯を教えていただけますでしょうか。
入り口として、学生という選択肢が無限に近いくらいたくさんあるが、大学生活という限られた4年間の中で学生団体を選んでいる人がどういう人なのかという単純な興味がありました。海外留学、サークル、アルバイトなど自分の好きなことをする人も周りに多くいる中で、学生団体は僕の中で特殊な形態、選択だと思ってます。特に学生団体の方は、「団体」でチームになって何かを形にしようという意欲、一人では成し遂げられないことを一人一人の力を合わせてやっていこうという考えの方が多いのではないかと思ったことも協賛しようと思った背景です。それは、当社の大切にしていることと非常に近いなと思ったためです。当社でもたった一人の属人的な力で会社を引っ張っていこうという考え方よりは、社員一人一人の個性を発揮して、決して一人がどれだけ頑張ってもたどり着けない場所にたどり着こうという考え方があります。本質的な部分の考え方では、当社で大切にしている考え方や文化面と学生団体で取り組まれている方の考え方が非常にマッチするのではないかと思い、今回の学生団体総選挙で協賛させていただくことを決めました。
御社の大切にされている行動指針には「先行者主義」や「チーム主義」など学生団体にも通じることが多いと思います。
御社が大切にされていることと、今の学生、学生団体に求めることを教えてください。
当社として大切にしていることで根本的にあるものは、当社じゃないとつくれない文化、当社だからこそ証明できる事業を創っていくことだと思っています。そのうえでまず先行者主義とは、「とりあえずやってみようという気持ち」と捉えています。この考え方は学生団体に所属している方にも多いんじゃないかなと思います。
学生団体だから、始めからその団体の全てを理解して入ろうとしている方って、僕は正直少ないんじゃないかと思っています。団体や組織に入るきっかけって、友達が輝いているとか、見ててちょっと面白そうとか、その団体のすべては分からないけど、理念やビジョン、方向性、人などの何かに共感したから入ってみようという気持ちになったんだと思うんです。その団体で新しいことをしてやろうという意味の先行者主義ももちろんありますが、一個人として他の人が取らない少し勇気のいる選択である「学生団体に入る」ということも先行者主義に当てはまるんじゃないかと思います。飛び込んでみて、まずやってみる姿勢は素晴らしいなと思います。
弊社が大切にしていることにも繋がるのですが、ずっと団体に入ったその時の気持ちを持ち続けている人って少ないと思うんですよね。最初は友達をきっかけに入った人も、学生団体の活動を通じて、楽しい気持ちや、大変な状況、それでも自分が決めた事だからと踏ん張ったり、頑張っているほかのメンバーに奮い立たされたり、、、チームで自分の個性を発揮して頑張る以上に、誰かがこんなに必死になってることに時には刺激され、そんなときに自分の弱さを実感したり、自分が何をしなくてはいけないのかということをようやくそこで見つけたり、そんな体験を通じて刺激しあうのもチーム主義なのかなと思っています。そんな過程を全力で楽しんでほしいな、と思います。
今後の御社の展開について教えてください。
これまで国内で事業を展開してきましたが、慣れ親しんだ環境だけでなくアジアにより進出していこうと考えています。
少子高齢化がより2020年以降さらに深刻になり、人口減少が進んでいきます。それを救うためには海外の移民を受け入れるか、もしくは出生率を上げるしかありません。2020年以降の人口減少を食い止めるための早期な解決策としては、移民を受け入れるしかない。
ただその移民の方々をただ受け入れるだけで、日本が果たしてもう一度立ち上がるのか、ということに関しては僕の中で少し疑問があります。どうして少子高齢化になってしまっていたのか、そして日本がどうしてこんなに窮地にたてようやくグローバルに目を向け始めていたのか、ということに目を向けると、危機感を持ってから、海外に出ようとしているのが今の日本の状況なのだと思いました。
本当であれば、もっとグローバリゼーションというものを知る必要がある。日本の今の起業家はもちろん素晴らしいし、これからどんどん起業家を輩出していこうという潮流が国内にはあります。ただそういう日本に一つだけかけていることが、「起業する理由」だと思っています。日本の今の状況は整ったインフラを更によくしようという考え方が多い。
一方海外では、国を変えないと国が生きていけない、国を発展させていきたいという思いが強い。今の日本のように生活インフラが整っていないが故に、自分たちがそれを整えていく立場だと考えている傾向が見受けられます。
そういう社会起業家と起業家が融合したような人が海外にはデフォルトで存在しているんですね。そういう方から日本はまだまだ学ばないといけないし、僕らはそこでも戦える組織になる必要があると思っています。
なので、もちろん日本に来る移民の方を会社として受け入れることもそうですが、世界の文化に柔軟に沿って戦える組織になるという両側面の意味を持った、グローバルな会社を実現させていきたい。そう考えています。
(参加する学生団体への)応援メッセージ
色々な団体が参加して、その雰囲気に圧倒されたり、チャレンジしてみた結果自分たちにできた事、できなかった事たくさん得られるかと思います。自分たちがやってきたことは嘘つかないですから、このイベントが自分たちがやってきた今までの集大成の場所になれば幸いです。頑張ってください。