デジタルメディアの台頭によりコンテンツやクリエイティブそのものが重要視される今日。センティアンは「日本で一番多くブランドを有する、クリエティブ・グループをつくる。」のビジョンを掲げ、高いスキルと制作実績を持つクリエイティブブランドと共にデジタルクリエイティブの新時代へチャレンジします。

この度は学生団体総選挙ゴールドサポーターとしてご協賛いただきありがとうございます。学生団体総選挙にご協賛いただくことになった経緯を教えていただけますでしょうか。
こちらのほうこそ、このような機会をいただきありがとうございます。学生のエネルギーはすごいですね。賢者屋さんが主催している採用イベントに参加させてもらうたびに、学生の就職に対する高い意識とディスカッションの熱さに圧倒します。そんなときに学生団体総選挙のことを知り、未来に可能性を感じさせてくれる学生のみなさんをぜひ応援したいと思い、今回協賛させていただきました。

御社が取り扱っている商品は動画コンテンツを始め、高いクリエイティビティとマネジメント力が要求される仕事だと思います。学生団体の中にはクリエイティブ な制作物を自分たちでつくる団体も多数ありますが、そうした学生に対してどのようなことを期待し、学生時代に何を得て欲しいと思いますか。
新しいクリエイティブの創造を期待します。インターネットとデジタルツールがある環境で育ち、映像をスマートフォンなどのタテ画面中心で見てきたデジタルネイティブのみなさんだからこそ持つ視点があります。それに加えて、テクノロジーの発展という機運に置かれた現在の映像業界では、想像力とスキル、そしてツールの活用により、前例にない映像の種別や表現を生み出すことも可能にしています。
特に若い世代はテクノロジーとの親和性も良く、会社にも10代後半〜20代前半のスタッフたちがいますが、ツールの使いこなしや情報収集がとても上手です。クリエイティブな部門では特にその傾向が顕著で入社後すぐに活躍するスタッフも少なくありません。若い世代の視聴者に興味を持ってもらえる映像をつくるため、若いスタッフとの制作を希望するクライアントもいます。実際に大卒2年目のプロデューサーが企業VPを制作し、クライアントに好評いただけた例もあります。確かにスキルを磨くには長い時間と経験が必要になります。
しかし自分たちだからこそ提案できるアイデアがありますので、若い世代のひとたちには意見を臆することなく発信してほしいと思いますし、そこからどんどん新しいタイプの映像ポートフォリオが生まれるといいですね。今年の春に仲間同士でまとめて入社してもらい、入社後すぐにクリエイティブブランドを立ち上げた制作者たちがいます。彼らは自分たちがしたいことを明確にもっていました。そうなるとあとはスタートを切るだけですよね。社会人生活においてスタートを早く切ることはとても大きなアドバンテージです。そのためには自分という人間の内面を知ることが不可欠です。
学生時代に熱量をもって取り組んだことがきっとその答えにつながってきます。自分のために時間を使うことができる学生のときに、情熱を注いだ経験や、そこから自分がどんな人間なのか知る機会を得てほしいと思います。

今後の御社の展開について教えてください。
コンテンツ市場自体が拡大しているなか、映像はエンターテイメントのみならず、企業活動ひいては社会のコミュニケーションを担う存在として、より高度かつ広い領域での活用が見込まれます。その増加する市場ニーズに対する展開として、営業面での戦略的アプローチはもちろんですが、私たちはより根幹的な部分である会社の経営基盤の拡充にも重点をおいていきます。
私たちが掲げるビジョン「日本で一番多くブランドを有する、クリエティブ・グループをつくる。」を実現することによって、各ブランドがそれぞれの特色を活かしながら有機的に連携し映像クリエイティブを生み出し、クライアント、クリエイター、ユーザーにとってメリットをもたらすエコシステムを可能にします。
そのために、連邦経営を成立させる経営システムや、スタッフの市場価値を高めるための人事制度、市場価値に基づくクリアーな報酬システムといった会社全体としての機能を作り上げていくことが今は必要だと感じています。
また、私たちには「Make your own Brand !=自分自身がひとつの“ブランド”として他人に認められよう」というコーポレートフィロソフィーがあります。自分らしさが武器になるように仕事をしてほしい、どんなときも自分らしさを大切にしてほしいと思い、このメッセージを発信しています。
今後は発信するだけではなく会社全体にフィロソフィーを浸透させる取り組みを導入することで、組織としての行動・考え方に深さと強度を出していきたいです。また経営基盤の構築のため、経営スタッフの採用を積極的に行っています。経営分野となると普通は中途採用が一般的かと思いますが、私は若いスタッフと一緒につくり上げていきたいと思っています。会社のあり方や働き方そのものが社会的に変化していますので、若いひとの既存の枠に捉われない柔軟な発想が、これからの組織に当てはまりやすいと考えているからです。

参加する学生団体の皆さんへ応援メッセージ
学生時代に夢中になった時間と、共に苦楽を分かち合えた仲間の存在は人生でかけがえのないものになると思います。 この素晴らしい舞台で、学生のみなさんが最高のパフォーマンスができるよう願いながら、みなさんの貴重な情熱を拝見できることをとても楽しみにしています。

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