類グループは50年前に集まった起業家集団の先駆けで、建築設計・不動産・農園・教育・広宣の5事業部門を展開しています。全社員を経営者として「自分たちの生きる場は、自分たちで作っていく」共同体企業を実践しています。時代は豊かさの実現によって、これまで通りの商品や定型課題、定型労働ではもはや通用せず、新しいものを生み出さなければ生きていけません。自らが創意工夫を繰り返す中で新しい認識を発掘し、実現へと導く追求力が求められています。類グループでは常識や制度の枠にとらわれず、歴史を遡って現実の根本構造や人々の意識変化を読み解いてきました。その徹底した事実追求力が類グループの最大の武器です。
前回に引き続き学生団体総選挙特別スポンサーとしてご協賛頂き誠にありがとうございます。これまで学生団体総選挙に参加してきてのご感想を聞かせてください。
(秋山様)学生団体をされている方は、市場の外に新しい世界を構築して、常に相手発で現実課題に取り組むことで、繋がりややりがいを求めていると思います。学生団体総選挙に参加するそんな学生を応援したいと、今回も協賛をさせていただきました。
学生団体に期待すること
(三浦様)一方で、自分たちの活動自体が目的になってしまい、やっていることそのものにやりがいを求めている側面も感じています。問題を解決するためには枠を超える必要があります。大切なことは自分たちの活動の枠内や常識にとらわれず、常に何が求められているのかアンテナを張ることです。実際には「自分たちがやりたい」と思うことだけでは課題解決をすることができず、周りの人や地域の方々の期待に応えることで実現できるものだからです。
今後の御社の展開について教えてください。
(秋山様)類グループは常識にとらわれずに、社会の時代潮流をつかんで、事業展開すべきかどうかを考えています。枠をこえて、時代潮流を先読みすること。その過程で追求力が必要となってきます。類グループでは類塾を運営していますが、ここでは教える教育からグループで追求する教育、社会人で求められる力を身につけるための教育を行っています。また類グループでは世代を超えてグループ追求型の取り組みをすることで、社会に必要な追求力を身につける場として実現塾※ を開催しています。さらに類グループでは最近フリースペースをオープンしました。ここでも大切にしているのは「枠をこえる」こと。様々なフリースペースがある中で、学生向け、起業家向け、社会人向け等々、そうした企業の枠、世代の枠を越えて、いろいろな世代が集まることで、活力が生みだされる新しい追求充足の場となっています。
(三浦様)皆さんは「何のために学ぶ」のでしょうか。私たちは「社会の期待に貢献するために学ぶ」と考えています。社会から切り取られた「学校」という空間は異常であり、現実として求められる、社会で必要なことは狭い学校という枠の中では身につきません。つまり学校の枠外にある、現実社会からの期待に応えることでしか課題解決の力は身につかないのです。実際に学生団体の皆さんもそれに気づいて大学の垣根を越えて行動されているのだと感じています。
(参加する学生団体への)応援メッセージ
(秋山様)私たち類グループは主体的に活動されている学生団体の皆さんを応援しています。
ただし主体的に活動するだけでは社会の期待に、本当の意味で応えることはできません。周りの人に対して一歩を踏み出し、現実圧力の中で期待をつかんで応えていくことが必要です。
(三浦様)つまり社会課題の追求は一人ではできません。
学生団体の皆さんは団体として仲間と追求できる環境があります。その環境を存分に活かして、お互いに一歩踏み込んでコミュニケーションをとり、追求を深め、真に社会から求められた課題を解決していって欲しいと思います。
※実現塾 全社員また小学生から年配の方まで地域の方々が参加して現実課題をもとに追求する勉強会
実現塾について https://juku.rui.ne.jp/topics/jitugenjuku/index.html