類グループは43年前、6人の仲間で立ち上げた学生起業集団の先駆け。全員取締役、全員株主という「共同体企業」の組織論を武器に、建築設計、教育、不動産、農業、地域新聞と、次々と新事業を立ち上げてきました。建築設計業界では業界トップの提案力を誇る頭脳集団です。マスコミが伝えない事実を伝える「事実報道」や、学習塾=詰込みという固定観念を排した「グループ追求型授業」等、これからも常識を覆す社会的事業に挑戦し続けます。

昨年に引き続きご協賛いただきありがとうございます。昨年の学生団体総選挙に参加されて、どのようなご感想をお持ちでしょうか。
(山澤さん)思っていた以上に、様々な分野の活動をされている方がいらっしゃるのだなというのが、率直な感想でした。特にキャリア・教育部門で部門グランプリを受賞された、サイエンスリンクさんが印象に残っています。一団体という枠を超えて、同じ趣旨で活動する学生さんを、地域を超えて繋ぐ活動をされていました。学生団体総選挙自体もそうですが、学生同士や学生と企業のネットワークが広がっていくことは、とても意義があると思っています。

学生団体には、どんなイメージを持たれましたか?
(山澤さん)学生団体さんの中にもいろいろな形がありますよね。企業協賛によって活動している団体、NPOやNGOとして活動されている団体、全くイチから立ち上げている団体。そんな中で、“大人が求める学生像”に変に迎合してしまっているような団体さんもあったのかなと思っています。多様な背景のもと活動されていらっしゃるのだと思うのですが、学生さんならではの自由な着想で活動されている方々は魅力的でした。同時に、本当に社会が求めていることに直結する団体さんが、増えていけばいいなと思います。

より内発的動機や社会的意義を深めながら活動していくべき、といったところでしょうか。それにはどんなことが必要だと考えますか?
(山澤さん)まずは、目の前の現実に対する違和感や不整合感というものを、他者と共有することから始まるのではないでしょうか。そして課題に対して「じゃあ、どうする?」と、具体的に実現する方向に向かって、意見を出し合うプロセスが大事だと思います。実現の方向性や対象となるモノや人の存在がないと、どうしても抽象議論に流れてしまい、結果的に「人それぞれ」だとか、手垢のついた言葉で思考が止まってしまうことがあると思います。リアルな現場の課題を起点に考え、自分たちの言葉で実現策を作り出していけると良いのではないでしょうか。お腹の中の声から言葉を作っていくような、そういう思考プロセスが大切だと考えています。

(秋山さん)課題を自分発で捉えるか、相手発で捉えるかといったところも分かれ目になると思います。自分たちがやりたいことだけをやっているのは、ある種の“パフォーマンス”だと思っていて。そうではなく、何を実現したいのかというのが、相手や社会の期待を捉えたものであるかどうか。みんなの期待、地域の期待に向かっているのかというところが重要だと思いますね。

最後に、学生団体総選挙に出場される学生の皆さんにメッセージをお願いします。
(秋山さん)私自身は、今回初めて学生団体総選挙に参加させていただきます。団体や企業の枠だけにとどまらず、他者との繋がりのなかで、新たに何かが生み出されていく場になって欲しいなと思っています。より自分自身を開発しながら、アイデアをどう実現していくかという思考を広げていってほしいです。

(山澤さん)私たちの方も、学生さんたちと出会うことで時代の可能性を掴み、言葉にしていく機会だと考えています。そういった意味では、学生さんから学びたいという気持ちがありますね。学生同士、また企業と学生、お互いが刺激し合える場として期待しています。コンテストという形式ではありますが、ウケを狙うとか、どうやって点数を稼ぐかとかそんなことではなくて、ありのままの想いをぶつけに来て欲しいなと思っています。

山澤さん、秋山さんありがとうございました。

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