この度は学生団体総選挙特別スポンサーとしてご協賛頂きありがとうございます。学生団体総選挙へご協賛いただくことになった経緯を教えて頂けますでしょうか。
もともと学生さんとの関わりを強めていきたいと思っていたんです。というのも、弊社のクライアントは成長中のベンチャー企業が多く、新卒採用にも意欲的なのです。私たちの事業は、企業が優秀な人材と出会えるためのお手伝いをする役割も担っています。だから、優秀な学生が仕事や人生に対してどんなことを考え、何を求めているかを知りたかったんですね。それがきっかけで賢者屋さんのスペースを訪ねたところ、学生団体の皆さんがすごい熱気でディスカッションをしている姿に、大いに刺激を受けました。何かに打ち込んでいる人は応援したくなりますよね。それで協賛を決めたんです。

リスナーズの事業を始めたのはなぜですか?
以前は別の事業を行っていたのですが、あるきっかけで出版の仕事に携わることになったんです。経営者や働く人にインタビューを行い、その人の想いや価値観、過去の経験、将来ビジョンなどの「ストーリー」を作って書籍やWebで発信するというものです。このとき、ベンチャー経営者300人ほどに取材を行いました。
その「ストーリー」を発信したら、どんなことが起こったか。それを読んで共感した人が集まってくるようになったんです。つまり、「ストーリー」を発信した経営者の会社に「入社したい」という応募者が現れたり、「こんなこだわりを持った商品ならぜひ使いたい」というユーザーが増えたり……という結果につながったのです。
このように「ストーリーへの共感」によって、人と人、人と企業の出会いが生まれ、つながっていくのはとてもすばらしいことだと思いました。そんな出会いを生み出すようなストーリーをもっとたくさん作り、広く発信していきたい。そんな思いから、前の事業を売却してこの事業に賭けることにしたんです。

学生団体総選挙2016に参加する学生に期待することを聞かせてください。
今の学生は「草食系」などと揶揄されることもあり、ともすると積極性に欠けると思われていますよね。でも、実際には熱い想いや夢を抱いていたり、果敢にチャレンジしていたりと、キラキラ輝いている学生もたくさんいます。そういう人たちに、単純に「会いたい」ですね。
それに年齢を重ねてくると、経験にとらわれて柔軟な発想が浮かびにくくなったりもします。だから、若い人たちの発想力に刺激を受け、新たな視点を学びたいという気持ちもあり、期待を寄せています。

学生団体に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか? 
これまで接する機会がなかったものですから、どちらかというとネガティブに見ていたかもしれません。「大人をうまく丸め込んで、お金儲けをしていたりするのかな」なんて……ごめんなさい(笑)。
しかし、実際に学生団体の学生さんと話してみて、イメージが覆されました。学校や地域の垣根を越えて、社会の問題に取り組んでいるんだな、と。今回メインスポンサーとして関わらせていただくダイバーシティ部門の学生さんともお話ししましたが、ぼくの知らないことを教えてくれて、とても良い経験になりました。

応援メッセージ
ぼく自身の経験から強く実感しているのは、人は人が「何をしているのか」以上に「なぜしているのか」に興味を惹かれ、心を動かされるものだということです。
だから、皆さんも、自分たちの考えや活動を事実ベースでプレゼンするだけでなく、「なぜこれが大切なのか」「なぜ自分たちはこれに情熱を傾けているのか」ということを、熱量を持って伝えるといいと思います。
「なぜ、自分はこれをやるのか」――常に自分自身に向き合ってください。そこがブレなければ、必ず伝わります。小手先のプレゼン力を磨くよりも、それが大切だと思います。

協賛インタビュー

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