

改めまして、この度は学生団体総選挙スポンサーとしてご協賛頂きありがとうございます。学生団体総選挙のご協賛に至った理由を教えて頂けますでしょうか。
思いをお伝えするためにもまず弊社の歴史をお伝えできたらと思います。
弊社の創業は1951年に開業した靴屋さんでした。そのお店は、とてもチャレンジングなお店でした。例えば、長く履いた靴はお客様も愛着があり、捨てるには勿体ないのではないかと、回収修理をはじめました。ささやかながらお礼もしたそうです。すると2週間でトラックの荷台がいっぱいになったそうです。また、地元商店街の皆さんと一緒に、時流に先駆けてチケット販売にも挑戦したそうです。その後時代は流れ、靴屋さんはパチンコに挑戦しました。そんなある日、現会長がお客様から「今日は勝てなかったけど楽しかったよ、ありがとう。」と声をかけてもらったことに感銘を受けました。そこから、勝ち負けを超えた楽しい時間が提供できればお客様とWin-Winの関係を築けるのではないかと考え、時間消費型レジャー、感動消費型レジャーへと考え方が発展していっています。
ですので、私たちはパチンコという業種をイノベートし、新しくしていくことを得意としているし、使命だと思っています。今までも、ホテルのようなカウンターを入口に持ってきたり、アドベンチャーをコンセプトにして蒸気船を内装に施したりイグアナを景品として揃えたり、25年前に遊技スペースを全面禁煙の店舗に挑戦したり、気軽にパチンコを楽しんでいただくために業界に先駆けて1円パチンコを実施したりしました。その多くが若手社員の企画発案によるものでした。
遊びをクリエイトしていこう、イノベーションしていこうと考えた時に、ターゲットは新しいユーザー、それこそ若い人たちだと思います。
若い人の創造力、拡散力はものすごいパワーがありますよね。SNSもそうだし、カワイイ文化もそうです。若い人、学生さんとの共創をどんどん進めていきたいという思いで協賛させていただきました。
御社が大切にしている「Fun for Life」に込められた思いをお聞かせください。
“ワタシたちの仕事は、世の中を楽しくすること。”を信条=クレドとしており「Fun for Life」という言葉に表しています。さらに分解すると、お客様、地域社会、そしてスタッフのFunを軸に新しいエンターテインメントを提供し、世の中を楽しくしていくという目指すべき姿を表現しています。パチンコだけでなくピーアークと過ごす遊びの時間を進化させるという思いでもあります。例えば“鬼ごっこ”という遊びがあって、そのルールをベースとした“高おに”や、“色おに”のように派生した遊びが増えていきます。我々の業界も同様に、新しい遊びに進化させることができるかが勝負だと思います。ずっと同じルールだけの遊びなら衰退していく一方で、進化させるためにも多くの価値観に触れたいと思っています。
最近のチャレンジでいえば、コミュニティルームの設置を進めています。地域にとって必要なものは時代や人によって異なります。しかし、無料で使える場所があれば、そのニーズに合わせ部屋をカスタマイズして使うことができます。このトライアルを始めてからは、主婦の方や、お子様たちなどパチンコの垣根を超えてたくさんの方々にご利用いただき、コミュニケーションを取れるようになり、その価値観に触れることができてきました。
ですので学生の皆さんからも「こういったことができたら楽しいよね!」を是非ぶつけて欲しいと思っています。若い人がどうだったら楽しいと思えるのかを聞かせてもらえることを楽しみにしています。
今後の御社の展開とこれからの日本の若者のあるべき姿についてお考えを教えてください。
弊社の社訓に「創造・挑戦・熱意」とあります。世の中には色々なルールがあって、できないことの理由を探したら簡単ですが、それを変えてやろう、ひっくり返してやろうという気概を大切にしている会社ですし、仕事をしていて楽しい瞬間です。常識やしがらみに囚われない柔軟な発想ができるのは皆さんの強みだと思っています。ですから皆さんには創造して挑戦することを大切にして欲しいと思います。
応援メッセージ
「成功の反対は、失敗ではなく、挑戦しないこと。」
価値ある挑戦は、その結果に関わらず多くを学ぶことができます。失敗できるのは若者の特権なので、困難や障壁を恐れず、自分の想いに自信をもって貫いてほしいですね。